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愛哀傘

 投稿者:柚詠  投稿日:2016年10月31日(月)17時02分29秒 58-189-196-11f1.hyg2.eonet.ne.jp
返信・引用
  人通りの多い道路にいくつもの信号、見知らぬ都会の空気。
気づけば『彼』はそこに居た。
・・・記憶喪失という形で。
でも、彼には分かる事がひとつだけあった。
それは―――、

―――僕が自分を含む『人間』をアイシテいない事。


「愛哀傘(あいあいがさ)」

僕は――、浅黄 優(あさき ゆう)はいつも偽りの仮面をかぶっている。
名前自身も本当のものではない。
本当の名前は知らない。
だからといって知ろうとも思わない。
僕は十歳のときに『浅黄巧(こう)』・・・、警察官である義父(ちち)に当時、保護された。
本当の両親は僕を捨てたかどうかは知らないが、そんなことどうでもいい。
自分の人生には関係の無い人だと思えばいい。
「優、またなんか考え込んでいただろ?」
親友――、沙希(さき)の一言で瞑想の世界から現実へ引き戻される。
「別に。何か用?サキちゃん」
「『サキちゃん』はやめろ!」
よほどその呼び方が気に食わないのか、沙希は怒鳴ったような言い方をする。
沙希は女みたいな名前を気にしている。
もっとも、昔からだ。
沙希とは六年の付き合いになる。
義父に拾われてから、すぐ、『友達』となったような気がする・・・。というのも、僕の記憶が曖昧だからだ。
少しの時間が流れれば、記憶がスッポリ頭から抜ける。
『記憶』なんてどうせすぐ消えるのだから、気にしてない。
昔に戻った、と考えれば良い事だ。
「なんか、優って得体が知れないよな」
「おまえのほうこそ得体が知れない」
沙希はいつも、学ランのボタンをはずし、耳にはピアスをあけ、茶色い髪は伸びたい放題のボサボサ。
周りから・・・、僕から見ても『野生児』にしか見えない。が、顔のつくりが良いことと人受けがいいことが影響して、女子に良くもてる。
「ひでー、『見てくれ』はお前のほうがいいけどさ、おまえ、なんていうかいつも目が笑ってねぇから不気味なんだよ。あと、冷静すぎる」
「どうでもいいことだな」
そう、どうでもいいことだ。自分の人生には関係ない。
―――僕は今も、人を愛していない。
たとえ、『友人』と呼ばれる存在であってもいざというときには役に立たない。
僕の『友人』という枠には誰も当てはまらない。どんなに長い付き合いでも。

そう、僕はアイシテいない。
僕であり、『わたし』、である自分を。

「優は、黙っていれば、美人だよな」
「見た目だけな」
「そう、『それ』」

それ、とは、多分。容姿だ。
大和撫子、あるいは、紫式部、小野小町。
並べる女は、美人薄命、さけよ、乙女。
優は初心証明『女』だ。
ココロ以外は。

ぴしゃり。
肩に滴が落ちる。
「わるい」
頭一つ分背の高い沙希が、傘をこちら側へ向けながら言う。
今日は雨。しとしと、じっとり、靴下を濡らす。
付き合っている。そう、ツキアッテイル。アイもないのに。
いや、アイはあるか。『愛』ではなく、虚しく空っぽに近く寂しい『哀』。
差し詰め、『愛哀傘』というところか。悪くない。見上げれば、先ほどまで『友達』だった、彼は、頬を染めながら、そっぽを向いている。ああ、なんと、虚しいのか。


 
 

変身

 投稿者:一言居爺  投稿日:2016年 7月25日(月)12時24分27秒 ntfkok076075.fkok.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
返信・引用
  私はうなぎがきらいだ。
「どうしてあんな美味しいものがきらいなんだ」「かわいそうに」
とか言われるけど、嫌いなものは嫌いだからしかたがないし、不幸だとも
思わない。

だいたいあの泳ぎ方はなんだ。まさしく爬虫類のそれではないか・・
やつは魚のくせに鱗がないそうである。
そのうち手足がはえてきて何かに変身するにちがいない。

目の前の嫁が上弦の月のような目をして、うな重なるものをパクついてい
るが、見ていろそのうち、口が裂けて舌が二つに割れ・・・・
ペロリ
ひぇー・・・こ、こ、今度は何に変身するつもりだぁ~ ε=ε=┏(・o・)┛

 

冴場作品、季刊文科へ

 投稿者:まさこ  投稿日:2016年 1月11日(月)14時24分0秒 p1105-ipbfp3501osakakita.osaka.ocn.ne.jp
返信・引用
   みなさまは、文芸思潮愛読者は、冴場 渉さんのことは覚えておいでと思います。そう、あの『白鳥ダンスクラブ』の作者、九十九里浜の不良探偵です。

 冴場さんの新作『がん病棟のキス』が、季刊文科の一番新しい号に掲載されています。不良らしさを残しつつも、味わい深い一作となっております。
 どうかみなさま、お読み下さいませ。

 冴場さんは、早稲田大学卒業、2011年『骨肉の町』でデビュー。2012年『転ぶ女』で銀河文学賞。『白鳥ダンスクラブ』も含めて、文芸思潮で読むことができます。

 そしてまた第二の冴場渉をめざしたいという方は、文芸思潮会員とともに季刊文科会員にもなり35枚までの投稿をおすすめします。 わたし?はい、もちろん両文芸誌とも会員であり、熟読いたしております。     文責 山田まさ子

http://ameblo.jp/ecranapoji707/

 

金毛獣をめざそう

 投稿者:まさこ  投稿日:2015年12月31日(木)15時11分31秒 p1105-ipbfp3501osakakita.osaka.ocn.ne.jp
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  核の信託みましたよ ヒロインはソーニャみたいでしたよ。印象に残りました。

 前川さんひとりが書いているのはさみしいから、書き加えます。

 ryoさんのいう「上手な作文」って、うちの作品への言葉だと思う。うちのは「上手」であることをとても大事にしてるから。 毎年、エッセイ賞に応募してるけども、ネタの段階で複数のひとに意見をきき、この段階で批判が多ければ保留して、だれかが強くこれはいい、書くべきやといったらそれを書いてる。
 上手ということは、ひとの意見をいれることだと思うの。そして上手に書きたい、という気持ちを捨てては駄目だと思うの。

 つまり宗教は無知でいなさいとか、あるいは政党も自分のところだけ信じなさいというでしょ。無知や下手がよいという考えは、権力者にとって都合のいい考え。

 政府の下僕になりたくなければ、ニーチェのいう金毛獣をめざして、そこから超えること、知性をもつこと、上手になること、それしかない。うちなんか家族もないし恋人もないし美貌も衰えたから、勝負できるのは知性に賭けるしかないんだよ。

 ryoさん、もしもあなたが無知な人間がいいと思っていたら、権力者のカモにされてしまう。


http://ameblo.jp/ecranapoji707/

 

tomさんへ

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)21時15分46秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
返信・引用
  まだ終わっていません。書いて下さい。今日は、書きすぎです。おやすみなさい。  

森鴎外・小説の問題

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)21時13分15秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
返信・引用
  文芸思潮の特集欄はどうして難しく、面白いのか。そして独善的で良いのか。
54号の「アブカサンぺの母」小林和太氏の衝撃は凄まじい。この作を超えられる作があるだろうか。今回の野口氏の研究掲載も文芸思潮の文芸への高みを目指すものだと思うが、これに読者は付いていけるかは別であろう。残したいものを残すという五十嵐先生の姿勢に拍手。
 

キング ビーさんへ

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)20時55分44秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
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  この視点は斬新で好きです。ロープの上をバランス棒をもって日本縦断人生綱渡りするという視点は面白いとおもいます。日本縦断なのに「霧が丘公園のパポーマン」との題名はどうでしょう。霧のような、見えない曖昧なものにしたいというのでしょうか。「今日もどこかで誰かが綱渡りをしている。それは真っ直ぐ進む道しかない運命をいきること」という真一の言葉です。「疲れたならば、綱から落ちて死ぬしかないのだ」という共感できる内容なのに霧ですか。  

今日は言います

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)20時40分54秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
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  五十嵐先生の「核の信託」を観た方の感想を是非お聞きしたい。どうして文芸思潮はこんなに真面目なのでしょう。観た感想はありますが、まだ言いません。言いたくないのです。  

受けて立つ

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)20時35分41秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
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  掲示板がで手がずれて失敗しました。ryoさん、あなたは偉い。書く必然性は幼児にもあるのです。だから何? 今日は言いますよ。文学にほど近い上手な作文的なものを、是非書いて見せて下さい。反論を受けて立つのでしょ?  

受けて立つ

 投稿者:前川清  投稿日:2015年10月19日(月)20時28分29秒 p1177-ipbf2305funabasi.chiba.ocn.ne.jp
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