|
|
1984年、ロサンゼルス。この街に、あのターミネーターは現れた。
奴は2029年の未来から送り込まれて来た殺戮マシーン。その使命は、サラ・コナーという女性を抹殺すること。送り込んだのは人間ではなく、その未来世界を支配していたスカイネットというミリタリー・コンピュータ。スカイネットは、自らを構成している分子を成長させ、そして増幅するという能力と、学習し思考するという人智の及ばない能力を併せ持っていた。ターミネーターはそのスカイネットが自ら体内の分子から創り出した産物だった。
時を同じくして、カイル・リースは現れた。彼は、やはり2029年の未来から時空を越えてやって来た、スカイネットに抵抗するレジスタンスの戦士。彼の使命はサラ・コナーという女性を守ること。送り込んだのは、圧倒的な指導力でレジスタンスを率い、スカイネットも決して及ぶことのできない存在になっていたジョン・コナー。そして彼はサラの息子だった。スカイネットはジョンの存在を、彼がまだこの世に生を受ける以前に抹消することを策略した。サラを抹殺することによって・・・
マシーンと戦士は同時にサラに接近。戦闘の火蓋は切って落とされた。
サラを巡ってのその激闘の中で、どこにでもいる女子大生だった彼女は確実に変わっていった。変えたのは使命感。そして、それを抱かせたのはカイルが彼女に伝えた2つの事、1997年8月29日に核戦争が勃発し、人類が滅亡するという決定的な事実と、ジョンがサラに宛てたメッセージだった。「・・・未来は決まっていない。運命は自分で創り出すものだ・・・。」
|
|