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駅で二十分あたりいったところで図書館への道中、古書店を見つける。地方のよくある寂れたもの
かと思いきや、中々の内容。しかし痒いところに届いているのか届いてないのか微妙な味わいが、
まさに地方の古書店という感じで心地良かった。
そこで、なんと、復刊されたシオドア・スタージョン『一角獣・多角獣』が半額で売っていた。よ
ごれも少なく帯付初版である。百円均一で立風書房版『カムイの剣』二版と一緒に即断した。内容
について、実は初めてスタージョンに触れたわけだが、まさに震撼――ただそれのみ、身震いする
ような内容だった。小説というより、1センテンスにおいて、このような表現を行うべきなのかと
ずどんとショットガンで腹にぶち込まれた感覚にぎゅうぎゅう詰めされた世界である。
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